2021年9月15日

当院における新型コロナウィルス感染症の発生について-第9報-

2021年9月15日

 9月11日にクラスター発生病棟以外の同一病棟から計2名の患者さまの陽性が判明したため、全入院患者さまと全職員の合計1095名に、抗原定量検査を9月12日と13日の2日間で行い、全員陰性(抗原定量検査で境界域の場合にはPCRまで行い陰性を確認しています)であったことは既に報告させていただきました。

 さらに救急、入退院、そして外来診療まで全ての診療活動を9月12日より16日までの予定で休止とすることも報告させていただきました。

 その後、9月14日に感染症専門家チームを迎え、現状の問題点の洗い出しや感染拡大防止策についてのご助言をいただきました。

 その結果、診療休止の期間については16日までではなく今しばらく延長することとなりました。今後は17日の感染症専門家チームの当院内各部署のラウンドの結果と9月17日と18日に再度施行します全入院患者さまと全職員の抗原定量検査の結果をふまえて、再開の時期を検討したいと思います。

 最大限の努力をもって院内感染拡大の防止に努めていますが、患者さまやご家族の皆様をはじめ地域の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしています。また各医療機関や関係機関からの多大なるお力添えに対して心より感謝申し上げます。引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

いまきいれ総合病院
院長  濱崎秀一