診療科紹介

いまきいれ総合病院 呼吸器外科は常勤医2名(呼吸器外科専門医2名)で診療いたします。4月より1名増員予定です。

主な対象疾患と治療法

当科の対象疾患は、肺腫瘍(肺がん、転移性肺腫瘍、良性肺腫瘍など)、気管・気管支病変(腫瘍、外傷、狭窄など)、縦隔腫瘍(胸腺腫、胸腺癌や良性腫瘍など)、胸膜腫瘍(胸膜中皮腫 など)、胸壁腫瘍、肺気腫・気胸、膿胸や胸部外傷(救急搬送される外傷性気胸など)であります。

1) 肺癌
 現在当科において主に取り扱う疾患は肺癌で、原発性肺癌手術を年60~70例施行しています。  早期のものに関してはより低侵襲な完全胸腔鏡下手術を選択し、2㎝以内の小さな癌に対しては区域切除で、残存肺機能の温存を行っています。積極的縮小手術で、一般に行われている肺葉切除と全く変わらない良好な成績、予後も得ています。
逆に縦隔リンパ節転移陽性例や隣接臓器へ直接浸潤した、いわゆる進行肺癌に対しても術前補助療法を行ったのち積極的に外科治療の可能性を探求する姿勢を持っており、症例群によっては、手術によって満足の行く結果を得ています。
 切除が困難な症例に関しては当院呼吸器内科および放射線科と協力し非手術的治療を行っています。
 また、肺癌のみならず食道癌など、他の腫瘍性疾患あるいは良性疾患で気道(気管・気管支)の狭窄をきたした患者さんの呼吸困難を改善するために、気道レーザーや気道ステントを用いたいわゆる気道インターベンションも積極的に行い、患者さんの生活の質の向上に努めています。
 がん患者さんに対するI.C.(インフォームドコンセント)は十分に時間をとり、メンタル面のサポートは勿論の事、Evidenceに則った治療情報の提供と患者さん自身の治療選択の権利も重視していくことが大切と考えています。

2) 良性肺腫瘍・転移性肺腫瘍
 良性肺腫瘍に対しては完全胸腔鏡下手術で対応。当院は総合病院でもあり、他部位からの転移性肺腫瘍の手術も多く、可能な限り完全胸腔鏡下に、部分切除や区域切除を行い良好な成績を得ています。

3) 縦隔腫瘍(悪性・良性)
 縦隔腫瘍は比較的まれな疾患ですが、切除対象となるものは積極的に手術を行っています。 特に良性のものは完全胸腔鏡下摘出術を行っています。しかし、胸腺腫症例では低悪性度のものから極めて悪性の発育を呈してくるものが存在し、胸腔鏡手術の選択は慎重に行う必要があると考えます。

4) 気腫性肺疾患
 自然気胸はほとんどすべて完全胸腔鏡下手術の対象です。手術適応が決定されたら、入院の当日か翌日には手術を行い、術後早期の退院が可能です。
 また、肺気腫に対する肺容量減少手術(Lung Volume Reduction Surgery)も画像所見や肺機能などで十分に適応を検討し行っています。

所属医師

副院長/部長 診療統括部長
米田 敏
[資格・所属学会等]
日本外科学会外科専門医、指導医
日本呼吸器外科学会専門医、指導医
日本胸部外科学会認定医
日本呼吸器外科学会評議員 他
緩和ケア研修修了医
医学博士(福岡大学)
鹿児島大学医学部臨床教授
米田 敏
副理事長
今給黎 尚幸
[資格・所属学会等]
日本外科学会外科専門医、指導医
日本呼吸器外科学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
日本がん治療認定機構がん治療認定医
日本呼吸器外科学会評議員 他
緩和ケア研修修了医
医学博士(福岡大学)
今給黎 尚幸
部長
徳石 恵太
[資格・所属学会等]
日本外科学会外科専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
(外科気道系)
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本呼吸器外科学会評議員
緩和ケア研修会修了医
徳石 恵太

外来担当表

医療機関の先生、患者さまへ

新病院より午後外来となります。13:30受付、14:00診察開始となります。

認定施設

日本呼吸器外科専門医合同委員会基幹施設
日本胸部外科学会認定医認指定施設
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡関連認定施設