栄養サポートチームとは、栄養障害のある入院患者さまに対し、生活の質の向上、原疾患の治癒促進・感染症などの合併症予 防を目的としたチームです。

当院では2005年4月に日本静脈経腸学会により、NST稼動施設認定を受け活動を行っています。 構成メンバーは、内科医 師・口腔外科医師をディレクターとして、管理栄養課、褥瘡管理課・薬剤課・中央検査課・リハビリテーション課・看護部・事務部 です。毎週カンファレンス回診を実施し、あらゆる職種の視点から知識を出し合い患者さまの栄養改善に取り組んでいます。

NST活動内容

当院NSTの介入方法

主治医からの依頼(すべての症例)

  • 褥瘡管理課や看護師・リハビリテーション課・栄養管理課より主治医へ該当患者さまを照会する
  • 低アルブミン(Alb3.0g/dl)未満の患者データを基にNST担当看護師や先住者が医師へ照会する

主な活動内容

NSTカンファレンス回診 毎週火曜日 14時00分~

カンファレンスについて

  • 参加者:医師・歯科医師・薬剤師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士・臨床検査技師
  • アセスメント:身体計測・臨床検査データ・栄養量などの推移を確認
  • ディスカッション:各アセスメントを踏まえ、栄養補充方法やルート、内容について検討
  • ミニ会議:NST コアメンバー(運営委員)での検討事項の確認や伝達事項の確認

回診について

  • 参加者:医師・歯科医師・薬剤師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士・臨床検査技師
  • カンファレンスを基に、回診にて患者の身体状況の確認
  • 栄養投与ルートの確認と現在の問題点の把握
  • リスクマネジメント
  • 主治医への提言

NST会議 年1回以上開催

  • NST委員会からの報告
  • 病棟NSTからの報告や情報共有
  • NST専門療法士などによる学会報告や症例検討会