センター紹介

NICU退院後の早産児などのための、フォローアップ健診、理学療法や作業療法などのリハビリテーション、発達検査や認知検査を実施し、栄養に関する相談、心理相談、発達相談、療育相談などにも対応するセンターです。当院退院後のお子さんだけでなく、鹿児島県の他のNICUや県外のNICU退院後のお子さんも受け入れています。

主な対象疾患

早産児、低出生体重児、胎児発育制限児、発達が気になるお子さん

業務内容

1)新生児フォローアップ外来
NICU退院後の健診を行います。退院後早期には、未熟児貧血や未熟児骨減少症などの入院中から継続した病態を管理し、循環器系や内分泌・代謝系の病態に関しては専門の小児科医と共観します。ご家族と一緒に児の成長や発達を見守りながら育児相談の場となり、リハビリテーションの導入や、地域の保健師さんや訪問看護ステーションとも連携して、NICU退院後の児とご家族をサポートします。

2)シナジス外来
RSウイルスから赤ちゃんを守ってくれるシナジス注射を行う外来です。

3)こどものためのリハビリテーション
「こどもリハビリテーション室」を設置し、新生児〜小児専属のリハビリスタッフによる評価や赤ちゃん体操の指導を初め、理学療法や作業療法を行います。

4)臨床心理士による発達・知能検査や心理検査
1500g以下でお生まれになった場合や在胎週数32週未満の赤ちゃんに対しては、ハイリスク新生児フォローアップ研究会という全国組織が小学生までのフォローアッププログラムを推奨しています。当院でもこの方法に準じて、臨床心理士による評価を行っています。1歳半・3歳・就学前・小学校3年時に新版K式発達検査やWISC-IV知能検査が予定されており、必要に応じて他の評価も取り入れて発達相談に応じています。

5)栄養相談
早産児には哺乳や栄養のトラブルが多いものです。哺乳や離乳、摂食の困りごとや相談がある場合には、NICU専属の管理栄養士への個別相談を受け付けています。

6)早期の発達支援
極低出生体重児は社会性の発達に特徴があると言われ、早期介入の重要性が指摘されてきました。NICU入院中のケア加えて、退院後早期からの発達支援が有効であるとの考えから、できるだけ早期から発達支援の場へ繋いでいます。
さらに、当フォローアップセンターでは、早期発達支援のさらなる充実を目指し、0歳から利用できる『いまきいれこども発達支援センターまぁる』を2022年4月に開設しました。

7)療育相談
特に発達の遅れや特徴が気になる場合、就学に悩む場合や就学後の問題など、療育の専門医による相談も受け付けています。(月1回1名限定)

医師・スタッフ紹介

医師
丸山有子
佐藤恭子
久保雄一
奈須康子(非常勤)
井之上寿美(非常勤)

発達相談支援員
水間真希子(看護師)

リハビリテーションスタッフ
石原知恵 理学療法士
森脇 由依 作業療法士
森満 真帆 理学療法士

臨床心理士
東 茅乃
吉永明美(非常勤)

管理栄養士
冨宿みずえ

外来担当医表

ご家族さまへのメッセージ

体重が小さく生まれたり、生まれたときに苦しかった赤ちゃんの場合、育てていく上での不安や悩みがあるのは当然です。また、実際に育ち方に特徴がみられる場合もあります。NICU・GCUを退院された後は、地域の乳児健診に加えて、当外来でもご家族と一緒にその後の成長・発達を見守らせていただきたいと思っています.そして、お子さんにとって何がベストなのか、一緒に考えて行けたらと思います。
新生児フォローアップセンターは、小さな赤ちゃんの育児に奮闘するご家族を応援するためのセンターです。