診療科紹介

新生児内科とは、小さく生まれた赤ちゃんや病気を持って生まれた赤ちゃんを専門的に治療する科です。

新生児内科の病棟はNICU・GCUと呼ばれており、自分で呼吸できない赤ちゃんやしっかり哺乳できない赤ちゃんたちが入院してきます。そこで、人工呼吸器による治療や点滴などを行ったり、血液検査や超音波検査の結果からお薬による治療を行ったりします。

NICU・GCUでは、赤ちゃんが元気になり、ご家族と一緒に生活できるような大きさになるまでおあずかりします。そしてその間に、赤ちゃんにはその時期に必要な発達を促し、ご家族には自宅での育児が安心して行えるようにサポートいたします。 退院された後は、新生児フォローアップ外来にて治療の継続、発達の評価、育児支援を引き続き行い、必要に応じて発達支援を行ないます。 (→新生児フォローアップセンター

主な対象疾患と治療法

早産児、低出生体重児、新生児呼吸窮迫症候群(RDS)、新生児無呼吸発作、新生児黄疸、新生児感染症、新生児低血糖症、未熟児貧血、未熟児骨減少症など

2023年度診療実績

NICU・GCU入院児数 230人
院内出生:76人 / 新生児搬送:154人
極低出生体重児数:38人(うち超低出生体重児数:9人)
フォローアップ外来受診者数(※):健診数 1,046人、シナジス注射 198人
こどもリハビリテーション室利用者数(※):1,149人
発達・知能検査実施数:252人
公認心理師による心理面談:117家族(NICU・GCUにて)、46件(外来にて)
(※延べ人数)

所属医師

部長
丸山 有子
周産期医療、周産期感染症、新生児フォローアップ
[資格・所属学会等]
日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医・指導医
日本新生児成育医学会フォローアップ認定医
医学博士(宮崎大学)
丸山 有子
科長
佐藤 恭子
[資格・所属学会等]
日本産婦人科学会産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法 専門コースインストラクター/クオリティマネージャー
医療安全管理者
日本新生児成育医学会フォローアップ認定医
医長
久保 雄一
[資格・所属学会等]
日本周産期・新生児医学会 周産期専門医(新生児)
日本小児科学会小児科専門医
日本新生児成育医学会フォローアップ認定医

外来担当表(新生児フォローアップ外来)

医療機関の先生へ

ちょっと気になる新生児の2-3日の精査入院から、他のNICUからの Growing careやFamily careのみの転院やフォローアップのためのご紹介を大勢受け入れています。

認定施設

日本周産期・新生児医学会周産期専門医(新生児)暫定研修施設
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母胎胎児)暫定研修施設