荒田校区コミュニティ協議会とヒューマンライフ協議会(公益社団法人昭和会、医療法人玉昌会、南国ホテルズ株式会社)は、住民の災害への備え、防災意識の向上を図るため、初の合同防災訓練を11月23日に行いました。
当日はキラメキテラス街区合同防災訓練も行われ、荒田校区の方々もトリアージ訓練に参加しました。
防災訓練の他に、鹿児島市危機管理課 職員による市政出前トークや8・6水害をはじめとした各種パネル展示や防災用品の紹介など、多彩な防災展示・体験コーナーが設置されました。
そのほか、災害派遣医療チームでもある救急科 西山医師の防災講座やドクターカーの見学・体験コーナーもあり、大人から子供まで多くの方々が興味を持って参加されました。
地域の皆さんがこの訓練に参加し、防災に関する知識を深め、災害時の備えについて意識を高めていただいた1日となりました。
ご参加いただき、ありがとうございました。
開会式・鹿児島市危機管理課職員による市政出前トーク・防災パネル展示
場所:キラメキテラスヘルスケアホスピタル1階。
開会式では、ヒューマンライフライン協議会(昭和会理事長)今給黎会長、キラメキテラスヘルスケアホスピタル 田島副院長が挨拶を行いました。
パネル展示のほか、簡易トイレ、段ボールベッドの組み立て使用体験なども行いました。
キラメキテラス地区合同防災訓練・トリアージ訓練
場所:いまきいれ総合病院1階。正面玄関で、トリアージを行い、黄色のタグ(中等症)の方々は1階フロアへ移動。赤色タグ(重症)の方は救急外来へ搬送。緑タグ(軽症)の方々はキラメキ南国ビル2階へ移動。
キラメキエネルギーセンター・キラメキ南国ビルパーキング見学
キラメキエネルギーセンター
環境への配慮と防災性を備えたエネルギープラント。住宅棟を除く、キラメキテラス内の建物へ電気と熱源を供給しています。ガスで発電する設備も備えており、有事の際には、二つの病院を優先した送電を計画し、各病院が備える非常用発電機のバックアップ電源となります。
キラメキ南国パーキング
街区内の建物と2階レベルでつながっており、鹿児島市より津波避難ビルの指定を受けています。津波発生時には、近隣や周辺地域の方々の安全確保のための一次避難場所としての利用を想定しています。
ドクターカー見学・AED体験
防災講座・閉会式
救急科部長 西山淳医師による講演「能登半島地震被災地における活動をふり返って」
荒田校区コミュニティ協議会 鮫島会長の挨拶をもちまして、防災イベントは閉会となりました。