2021年9月12日
当院における新型コロナウィルス感染症の発生について-第7報-
2021年9月12日
救急・入退院・外来の診療業務を9月12日から休止します
9月10日の時点で当院クラスター関連の陽性者数は合計17名(患者さま13名、職員4名)と報告させていただきました。その後の経過を報告させていただきます。
3日以降クラスター関連の陽性者はでていませんでしたが、クラスター病棟以外の病棟から他院に転院された患者さまが転院先で陽性であることが11日に判明いたしました。そこで同日直ちに当該病棟の入院患者さま全員と関係する職員全員に抗原定量検査を行いましたところ、当該病棟の入院患者さまから1名の陽性者が確認されました。クラスター発生病棟以外の同一病棟から計2名の患者さまの陽性が判明したことになります。
鹿児島市保健所や専門家の方々のご助言を仰ぎながら当院の対策本部で協議した結果、当院の全職員と全入院患者さまに対し、抗原定量検査を9月12日と13日の両日で行うことといたしました。さらに救急患者さまの受け入れ、新規入院患者さまの受け入れ、現入院患者さまの退院、そして外来診療まで全ての診療活動を9月12日より9月16日までは休止することを決定いたしました。休止期間中に専門家チームを迎え、現状の問題点の洗い出しや感染拡大防止策のさらなる徹底を図りたいと思います。
最大限の努力をもって院内感染拡大の防止に努めていますが、患者さまやご家族の皆様をはじめ地域の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしています。また各医療機関や関係機関にもお力添えをお願いすることになるかと存じます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
いまきいれ総合病院
院長 濱崎秀一