診療科紹介

県内でも有数の入院施設を有する皮膚科として、湿疹、アレルギー疾患、細菌・真菌感染症などのcommon diseaseから、膠原病や自己免疫性疾患、腫瘍性疾患まで、皮膚疾患全般を診療しております。

皮膚は内臓の鏡ともいわれ、内臓の病気を反映する皮膚病にも遭遇します。がんの皮膚転移、糖尿病、心疾患、肝臓病、妊娠、腎臓病など各種内臓疾患に伴う皮膚疾患がこれに該当します。また全身的免疫異常を伴う膠原病、水疱病や原因不明の乾癬も全身病としての皮膚疾患が考えられます。このように日常的に全身的疾患背景に留意しながら、診療に当たっているのも皮膚科の特徴です。
特に診断困難例には正確な最終診断を得るために皮膚病理専門医と共に病理組織学的、免疫組織化学的検討をルーチンに行っています。

主な対象疾患と治療法

掻痒性皮膚疾患、水疱症、乾癬、脱毛症、感染性皮膚疾患、良・悪性皮膚腫瘍など。
蜂窩織炎、帯状疱疹は抗生剤や抗ウイルス剤を使用します。
天疱瘡は診断から治療まで当院で行います。
鹿児島大学病院と連携し、診療します。

2023年度診療実績

  2023年 2022年 前年比
外来延患者 初診 538 508 (30)
外来延患者 再診 3,230 2,881 (349)
入院延患者 71 70 (1)
他科入院中 455 390 (165)
紹介患者 238 195 (35)

所属医師

部長
山筋 好子
皮膚
[資格・所属学会等]
日本内科学会認定医
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本アレルギー学会専門医
日本医師会認定産業医
医学博士(鹿児島大学)
緩和ケア研修修了医
非常勤医師
有村 亜希子
皮膚科全般
[資格・所属学会等]
日本皮膚科学会皮膚科専門医
緩和ケア研修修了医

外来担当表