看護師特定行為の包括同意について
当院には、厚生労働省「特定行為に係る看護師の研修制度」の協力施設であり、研修を修了した看護師がおります。
看護師として一定の経験を有し、かつ専門的な研修を受けた看護師が医師の指示を受け、特定の医療行為を実施することがあります。
医師と連携し安全には十分配慮して行いますが、患者さまはいつでも拒否を申し出ることができ、それにより何ら不利益を被ることはありません。
何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
主な特定行為
1)呼吸器(気道確保に係わるもの)関連
・経口用気管チューブまたは経鼻用気管チューブの位置調整
2)呼吸器(人工呼吸療法に係わるもの)関連
・侵襲的陽性管理の設定の変更
・人工呼吸器からの離脱
3)動脈血液ガス文責関連
・直接動脈穿刺法による採血
・橈骨動脈ラインの確保
4)栄養及び水分管理に係わる薬剤投与関連
・脱水症状に帯する輸液による補正
5)術後疼痛管理関連
・硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
6)循環動態に係わる薬剤投与関連
・持続点滴中の糖質輸液または電解質輸液の投与量の調整
「特定行為に係る看護師の研修」についてご相談がある場合には、患者サポート窓口をご利用下さい。