はじめに

当院のがん登録の体制
登録項目と範囲

がん診療連携拠点病院院内がん登録標準登録様式登録項目とその定義2006年度修正版に準じた範囲

実務担当者

診療情報管理士 2名

使用システム
電子カルテ(SSI)
電子カルテ(ソフトマックス)
Hos-canR Plus(国立がん研究センターがん対策情報センター)

 

集計の対象と方法
1)集計期間・対象

2011年1月~2015年12月の間に当院で診断または他施設ですでに診断されて当院を初診した全悪性新生物(がん)、頭蓋内の良性および良悪性不詳の腫瘍、上皮内がんの登録患者を集計対象とした。

当院における登録対象は当院での入院・外来の新規の診断患者または他施設で診断された初診患者であり、初発例、再発例ともに含まれる。また、治療を行わない経過観察例、セカンドオピニオンのみ症例も登録対象としている。

また、1腫瘍1登録の原則に基づき、同一患者に別のがんと判断されるがんが同時または時間をあけて(異時性に)生じた場合には、医師に確認し、不明な場合はSEER2004を適応し、多重がんかを判断し登録した。

 

2)集計項目

『がん診療連携拠点病院院内がん登録標準登録様式登録項目とその定義2006年度版修正版』において定義された標準項目を集計項目とした。部位および組織コードについては、ICD-O-3により分類した。

年齢は、診断年での年齢とした。

5大がん等の分析についての治療前ステージ別は、自施設初回治療、癌腫、UICC-TNM分類において集計した。

来院経路・発見経緯については、基本的な集計対象から『症例区分8:その他』を除外した。

 

※2011年登録分はUICC TNM分類第6版、2012-2015年登録分はUICC TNM分類第7版で登録した。

 

集計項目の定義
部位区分
巻末資料1に基づき作成。集計値には注釈がない限り上皮内癌を含む。

 

症例区分
初回診断(登録施設での診断の有無)と初回治療(登録施設における初回治療の有無)の組み合わせにより患者を分けるための項目

 

1 診断のみの症例 当該施設において当該腫瘍の診断がなされたが、初回治療または「当該腫瘍を対象とした治療」をしないことなど、初回治療に関する治療方針に基づく治療ないし経過観察の全てが他の医療機関で行われた症例
2 診断ならびに初回治療に関する決定・施行がなされた症例 当該腫瘍の診断と初回治療に関する決定が行われ、その実施が開始された症例。「当該腫瘍を対象とした治療をしないこと(経過観察)」の決定、実行も含む
3 他施設で診断確定され、自施設で初回治療方針に関する決定・施行が行われた症例 当該腫瘍の初回治療に関する決定が一部でも当院で行われ、その実施が開始された症例。「当該腫瘍を対象とした治療(経過観察)をしないこと」当院での決定、実行も含む
4 新発生初回治療開始後の継続治療の症例、もしくは再発の症例 他の医療機関で診断と初回治療に関する決定が行われ、その実行が開始された(もしくは終了した)症例。初回治療の継続、または初回治療に引き続く治療/フォローのため、来院した症例。再発の症例も含める
5 剖検による診断の症例 剖検により初めて当該腫瘍が診断された場合
6 その他(セカンドオピニオン含む) いずれにも分類しがたい。セカンドオピニオン症例も含める

 

 

治療について

院内がん登録で登録される治療は、登録対象となったがんに対する初回治療

・手術 外科的治療、体腔鏡的治療
・内視鏡 内視鏡的治療
・放射線治療 前立腺癌の小線源療法含む
・薬物療法  化学療法、免疫療法、BRM、内分泌療法。肝動脈化学塞栓療法(TACE)に含まれる化学療法や動注療法も含む
・その他の治療 上記以外の治療。がんによる症状緩和的治療も含む

1 組織診陽性(病理組織検査によるがんの診断) 白血病の骨髄穿刺含む
2 細胞診陽性(組織診ではがんの診断なし) 白血病などの血液疾患の一般血液検査含む
3 病理学的検査による確認(組織診検査、細胞診検査の区別が不明確な場合)
4 病理学的検査以外の検体検査による結果陽性(腫瘍マーカー検査含む)
5 がん病巣直視下の肉眼所見による診断(内視鏡下肉眼的診断含む)
6 放射線画像診断(病理学的検査による診断なし)
7 臨床診断のみ(4、5、6を伴わない場合)
8 不明 もしくは、病理学的検査による診断の不明

〒892-8502 鹿児島市下竜尾町4番16号



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