理事長 新年のご挨拶

理事長 今給黎和幸

理事長
今給黎 和幸

 

新年おめでとうございます。

 

 令和元年は文字通り天皇交代に始まり、国全体がお祝いムードのなか新しい時代の幕開けに期待と希望にあふれた年ではなかったでしょうか。

 一方で当院にとっても節目の年となりました。院長・理事長の交代から執行部の刷新、当院初の連携の会の開催など仕事面においても充実した1年であったように思います。

 

 令和2年はというと、当院にとって新病院の竣工を控えた色々な意味で変革の年となりそうな予感がします。

 急性期病院を取り巻く環境は、少子高齢化に伴う人口減少によって、ますます厳しくなると予想されます。市場が縮小する中で、病院経営には医療の質と効率を求める「縮小のマネジメント」が求められます。そういう意味では、より一層自院のコンセプトを明確にする必要があると思います。地域医療の連携・グループ化を推進する流れも強まることが予想されます。地域医療構想にも当院としてどう貢献できるのか真剣に考え、当院だけでなく鹿児島全体の医療が萎縮しない方法を各医療機関や行政とも膝詰めの議論を行い、誰もが納得する答えを出していきたいものです。当院に関しては今まで行ってきた救急・がん治療・周産期医療をますます充実させ質の向上に努めたいと思います。

 ところで、これからの病院経営に関しては働き方改革と生産性向上が喫緊の課題になりそうです。時短と生産性向上を同時に進めることで業績の向上が求められます。働き方改革の一環として医師から看護師等へのタスクシェアリングも進むことでしょう。医師や看護師などの本来業務を確立した上で、他の仕事の分担を話し合う事が大事になります。そのためにも一人ひとりが当事者意識を持って業務を遂行する強さと、互いに共感しあう温かさが必要となります。 これからの医療は部分最適より全体最適が重要になると言われます。個人から地域社会、国、将来世代までを含めた利益を考えなければなりません。当院が今後目指すべきは全体最適、地域社会の利益が優先されるべきことなのでしょう。

 

 以上を新年の抱負として引き続き地域医療に貢献していきますので、日頃お世話になっている各医療機関の先生方、医師会・地域住民の皆様本年もよろしくお願いいたします。

〒892-8502 鹿児島市下竜尾町4番16号



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